クレジットカードは、手軽に分割払いができたり、その月にした買い物の料金の引き落としが次の月になるので、ついついたくさん買い物してしまいがちですが、支払いが遅れたり滞納したりすると大変なことになります。
具体的にどのような影響があるのかを説明します。
クレジットカードの支払いの記録は、CICなどの個人信用情報機関に記録されています。
CICでは、毎月の支払いの記録を24ヶ月間記録しています。
そのため、1回でも延滞すると、24ヶ月間は「延滞」の記録が残ります。
つまり信用情報に傷がつくのです。
さらに、延滞が3ヶ月以上続くと、異動(事故)情報が登録されます。
この異動情報とは、よくブラックリストとか言われるもので、クレジットカードやローンの審査に通らなくなります。
異動情報は、一度登録されると、完済してから5年間は記録が残ります。
そのため、その間は車のローンや住宅ローンが組めなくなるなど、人生プランに大きく影響を与えることがありますので、注意が必要です。
クレジットカードによる支払いは利用した代金に対してポイントが付くメリットがあります。
ポイントは商品と引き換えたり、現金のように使えたりします。
実店舗で購入する場合、少額であればサインや暗証番号の入力が不要な事が多く、現金を財布から出さずに済むため支払いがスムーズに行えます。
また、現金を使わないため、ATMに引き出しに行く回数を減らせます。
国際ブランドのカードであれば海外でも利用できる店舗が多く、多額の現金を持ち歩かなくて良いため安心です。
インターネットで購入する場合、銀行振り込みや代金引換を利用すると手数料を取られてしまう事がありますが、カード払いであれば手数料がかからないので無駄を省けます。
カード情報を登録できるシステムであれば、毎回番号を入力する手間がかからないので便利です。
公共料金の支払いにも利用でき、銀行振替を利用している場合にはカードに切り替えた方がポイントが貯まってお得になる事があります。